全豪オープンで大坂なおみをストレートで下したコリ・ガウフ、新女王候補争いに名乗りを上げる

 ディフェンディング・チャンピオンとして2020年の全豪オープンに臨んだ大坂なおみ選手は3回戦でアメリカのガウフ選手にセットカウント 2-0 で敗退しました。

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 コリ・“ココ”・ガウフ選手は2004年3月生まれの15歳と若く、新女王に上り詰める可能性は十分にあります。プレースタイルなどを確認しておく価値はあると言えるでしょう。

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アメリカが外国人妊婦へのビザ発給を厳格化、子供にアメリカ国籍を与えるための『出産ツアー』を抑制へ

 「アメリカ国務省が妊娠中の外国人女性の入国を厳しくすると発表した」と日経新聞が伝えています。

 アメリカは出生地主義ですから、正当な理由でアメリカ滞在中の外国人女性から生まれた子供は自動的にアメリカ国籍が与えられます。この制度を悪用した移民が問題となっていたため、『遠征出産』の取り締まりに当局が本腰を入れることになったのでしょう。

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トップに期待されるのは「自らの育休取得」や「育休取得の推奨」ではなく、「育休取得者の仕事を引き受けたことに対する報酬制度の確立」だ

 毎日新聞が1月22日付の社説で小泉進次郎環境相が育休の取得を宣言したことを好意的に取り上げ、「トップが率先して育休を取ること」を評価しています。

 ただ、この主張では毎日新聞が期待する効果は得られないでしょう。なぜなら、「トップが育休を取得しなければ、下の立場の者は取得できない」という逆の効果が生まれてしまうことになるからです。

 したがって、組織のトップにしかできない『制度設計』を人事・報酬面で確立することが要求されるべき点と言えるでしょう。

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連合の神津会長、「年功序列および終身雇用を見直すな」と組合員のメインである中高年正社員の “逃げ切り” のために奔走中

 NHK によりますと、連合の神津里季生会長が記者会見を開き、今年の春闘で「2% のベースアップ」を求める考えを示したとのことです。

 これは経営側が求める「職能給」や「成果給」とは異なります。神津会長は「働く者すべてのため」と述べていますが、実態は「組合員の多くを占める中高年正社員の逃げ切りのための詭弁」と言わざるを得ないでしょう。

 労働組合である連合の加盟率が低下する一方であることから、「働く者すべてのため」との主張が口先だけに終わっていると言えるからです。

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立憲民主党と国民民主党の合流は見送りが決定、内輪揉めで主導権争いをしているようでは期待度は上がらないだろう

 NHK によりますと、立憲民主党と国民民主党の合流協議は合意の見通しが立たないとの理由で見送りになったとのことです。

 立憲民主党は「多額の政党助成金を得るために所属議員数を増やしたい」ですし、国民民主党の一部の議員は「比例復活のために立憲民主党の看板が欲しい」という状況にあります。政策が不一致のままでの合流は単なる野合と変わりないと言えるでしょう。

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