教育

『個人の所有物である学習用教材』を “置き勉” することのリスクとコストを学校に押し付ける文科省の通知はおかしい

NHK によりますと、文科省が「子供たちのランドセルが重すぎる」などの意見を受け、“置き勉” を認めるよう全国の教育委員会に通知を出すとのことです。 これは「リスク」と「コスト」の点が都合良く無視された通知と言えるでしょう。なぜなら、学校側に負担…

『面従腹背』を堂々と語る人物が事務次官を務めた文科省に「服務規律を順守する意識」が根付く土壌があるとは思えない

時事通信によりますと、局長クラスの幹部が相次いで汚職事件で逮捕された文科省に「倫理観の低さ」を指摘する声が上がり、外部専門家による研修で服務規律遵守を徹底させるとのことです。 しかし、これだけでは期待する成果は現れないでしょう。なぜなら、『…

天下りや現役出向という形で “大学教育を汚してきた” 文科省が「東京医科大は入試を汚した」と批判する資格はない

読売新聞によりますと、入試で男子受験生が優位になるよう得点調整をしていたことが発覚した東京医科大に対し、文科省が「入試を汚した」と批判しているとのことです。 ですが、文科省にそのような批判をする資格はないと言えるでしょう。問題発覚の原因は「…

「業務命令(=君が代斉唱時の起立)を拒否した元教員を都が再雇用しなかったのは合法」との判決を最高裁が下す

都立高校の元教員が君が代の斉唱時に起立しなかったことを理由に定年後に再雇用されなかったのは不当だと訴えていた裁判で最高裁が判決を下したと NHK が報じています。 最高裁は「原告の訴えを退ける」との判決を下しましたが、地裁と高裁では「原告の訴え…

受託収賄で逮捕された文科省局長が容疑を否認するも、弁明の内容から無罪とは言いづらい

朝日新聞によりますと、受託収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された文科省の現役局長が容疑を否認しているとのことです。 事実関係は裁判で争われることになるでしょう。ただ、局長側の主張内容では「受託収賄はなかった」と認定される可能性は低いと思われま…

文科省局長の受託収賄容疑:『子供の裏口入学』が収賄に該当するなら、『官僚自身の天下り』も収賄になるのでは?

NHK によりますと、私立大の支援事業を巡る便宜を図った見返りに自身の子供を不正に合格させた受託収賄容疑で現職の文科省局長が東京地検特捜部に逮捕されたとのことです。 逮捕容疑は発表されていますが、被疑者は罪状に対する認否を明らかにしていません。…

「学業優秀な生徒」より「低所得家庭の生徒」を優遇する日本の大学レベルが低下するのは当然の成り行き

2020年4月から開始予定の「低所得世帯を対象とする高等教育の無償化」についての報告書が文科省でまとまったと NHK が報じています。 この方針を進めるのであれば、日本の高等教育は現状より地盤沈下が進むことでしょう。なぜなら、『学業優秀な生徒』よりも…

山口二郎・法政大教授は科研費6億円の使途および成果を国民に分かりやすく提示・説明する責任がある

大阪大学・牟田教授が科研費を政治活動に流用した疑惑に端を発した騒動が “飛び火” しています。 6億円もの科研費を手にした法政大学の山口二郎教授は「研究の成果や科研費の使途」に疑念が持たれている状況です。なぜなら、遠藤乾・北海道大教授が「(山口…

前川喜平氏の講演を擁護する NHK 西川龍一解説委員は「前川氏がなぜ適任者と言えるのか」という点に言及すべきだ

NHK の時論公論で西川龍一解説委員が「文科省が行った前川氏の講演内容に対する問い合わせ」を批判しています。 しかし、「名古屋市の中学校が前川氏に講演を依頼したこと」が発端なのです。前川氏は反安倍政権の言動を繰り返していますし、中立性が求められ…

大阪大学・牟田教授、科研費流用疑惑に反論するも反論になっておらず

科研費を「私的な政治的目的などのために流用した」との疑惑が指摘された大阪大学の牟田教授が反論をネット上で公開しています。 しかし、疑惑に対する反論ができておらず、牟田教授の主張に納得することはできないでしょう。「説明しなければならない点を説…

メディアや学会が “道徳教育に前川喜平氏を講師として招聘した公立中学校を質した文科省” を批判することはおかしい

文科省事務次官だった前川喜平氏を総合学習の講師に招いた愛知県の公立中学校に対し、文科省から講義内容を問い合わせるメールが届いていたことが明らかになったと NHK が報じています。 マスコミや学会は「国の干渉だ」と批判していますが、「前川氏が適任…

個人的な政治活動に科研費を流用?大阪大学・牟田教授らの研究に疑義が生じる

文部科学省および日本学術振興会が交付を行う『科学研究費助成事業』という制度が存在します。 目的は「独創的・先駆的な研究に対する助成を行う」となっていますが、その条件を満たしているのかが疑わしい研究も存在します。個人的な思想や政治的信条のため…

総合スポーツクラブが推進され、教員の部活動負担が軽減へと向かう道筋ができるのは歓迎すべきこと

「教員の長時間労働」が表面化した『学校の部活動問題』に対し、自民党が地域に統合型スポーツクラブを設置するとの提言案をまとめたと NHK が報じています。 現場の教員は “いじめ問題” への対応などが丸投げされており、教材研究といった本業に充てる時間…

奨学金制度を叩く朝日新聞は「給付型奨学金制度を運用する自前の財団」を設立・運営すべきだ

貧困問題にスポットを当て、“社会派路線” の紙面作りをしている朝日新聞が奨学金制度をバッシングするキャンペーンを展開しています。 「弱者が食い物にされている」との印象を植え付けたいのでしょうが、事例として紹介されているケースはいずれも借りた側…

「教員の長時間労働是正」にどれだけ本気で取り組むかが『働き方改革』に対する野党の試金石となるだろう

NHK によりますと、教員の長時間勤務に対して実効性のある取り組みを求めた署名が文科省に提出されたとのことです。 “ブラック部活” とメディアで取り上げられるほど、教員の長時間勤務は問題となっています。公務員も『働き方改革』の対象に含まれていなけ…

誰でもミスはするが、外部から3度目の指摘でようやく間違いを認めた大阪大学の姿勢は褒められるものではない

大阪大学で行われた入試試験で出題ミスがあり、本来であれば合格していた30名が不合格になったとことが明らかになったと NHK が伝えています。 ミスは誰もがすることですが、認めるまでに1年近くを要したことは問題と言えるでしょう。外部から3度目の指摘で…

2割弱の私大や短大が経営難に陥っている状況で教育無償化することは大学法人への無意味な延命策だ

読売新聞が日本私立学校振興・共済事業団に情報開示を要求したことで初公開された財務データから、私立大学や短期大学を運営する法人の 17% が経営困難な状況にあることが判明したとのことです。 少子化が進行し、学生の奪い合いが起きている状況で教育無償…

中高生などの読解力不足を嘆くマスコミこそ、そこに付け込んだ商売をしているという現実がある

主語と述語の関係といった “係り受け” などの文書の基本構造を理解できていない中高生が多く存在すると見られることが調査で明らかになったと日経新聞が伝えています。 読解力不足は個人に跳ね返ってくることが一般的です。しかし、読者の読解力不足や思い込…

日本財団の「家庭の経済格差と子どもの能力格差の関係分析」には “見落とし” があるのではないか

『日本財団』が「家庭の経済格差と子どもの能力格差の関係分析」の速報版(PDF)を公開しています。 「貧困状態の子どもの学力は10歳を境に急激に低下する」、「逆転は年齢が上がるほど困難になる」と分析結果を発表していますが、“見落とし” があると思われ…

「研究不正があったこと」を理由に低評価を与える国立大評価委の姿勢は間違いである

文科省の国立大学法人評価委員会が平成28年度(2016年度)の実績評価を公表し、その中で東京大学が「研究不正があったこと」を理由に低評価になったと日経新聞が報じています。 この評価基準は誤りと言えるでしょう。なぜなら、「研究不正ではない」と結論付…

大阪の府立高校での黒染め強要問題は “不幸の連鎖” が起きた結果である、的外れな批判では誰も幸せにならない

大阪の府立高校で生まれつき茶髪の生徒が黒髪を強要され、精神的苦痛を受けたことを理由に損害賠償を請求したと朝日新聞が伝えています。 “人権” に敏感な左派界隈を中心に学校側の対応を批判していますが、論理が脱線気味になっています。批判をするのでは…

ノーベル賞が受賞できるかは「基礎研究に資本を投入し続けていたか」が大前提である

2017年のノーベル賞が発表され、自然科学分野で日本人の受賞者はいませんでした。 このことに対し、松山政司科学技術相が危機感を抱いていると日経新聞が伝えています。基礎研究に予算が回されておらず、おかしな方向に向いていた文科省の方向性が是正される…

暴力問題を起こした博多高校の生徒でも、無料で大学教育を受けられる。これが “大学無償化” である

福岡県の私立博多高校で男子生徒が教員に暴行を加えている動画がネット上に投稿され、問題となったことを朝日新聞が伝えています。 男子生徒の行動は論外ですし、学校側の対応にも明らかな問題点があります。しかし、このような質の悪い生徒でも “大学無償化…

中学生の読解力不足を懸念するのであれば、マスコミ記者らの読解力欠如を深刻に捉えるべきだ

読売新聞によりますと、中学生の 25% が基礎的な読解力を身につけられないまま義務教育を終えていることが調査で明らかになったとのことです。 読解力を習得できていないことは将来的に損をする可能性が高まります。しかし、悲観しすぎることもないでしょう…

大阪府立大学・住友陽文教授、関東大震災での朝鮮人虐殺被害者数の水増しデマを流す

大阪府立大学で歴史学を研究する住友陽文教授が関東大震災で起きた朝鮮人虐殺事件の被害者数について、根拠のない主張をツイッターに投稿しています。 事実に基づかない主張を展開し、それを指摘されたにもかかわらず、訂正できないことは致命的でしょう。住…

「抽選で国立大付属校の入学者を選ぶべき」と主張する文科省・有識者会議の委員こそ、抽選で選んではどうか

“ゆとり教育” を推し進めて失敗した文科省がさらなる愚策を実施しようとしています。 読売新聞によりますと、「国立大学の付属校の入学者を学力ではなく、抽選で選ぶべき」との提言を盛り込んだ報告書を文科省の有識者会議が出す見込みとのことです。 エリー…

イギリス・ケンブリッジ大学の論文アクセス遮断騒動は「金がなければ、言論の自由を守れない」ことを示している

ケンブリッジ大学出版局が中国当局からの要請で天安門事件やチベットに関連する論文への中国からのアクセスを遮断する措置を実施したとの声明を発表したと日経新聞が伝えています。 「言論の自由」はタダと思っている人は考えを改めるべきでしょう。なぜなら…

沖縄向け奨学金は政府がやるのではなく、沖縄振興予算を使って沖縄県がやるべき問題だ

時事通信によりますと、沖縄振興審議会で鶴保大臣が「沖縄向けの奨学金の創設を検討する」と明らかにしたとのことです。 しかし、この問題は政府がやることではく、沖縄県が取り組むべきものです。年間3000億円という振興予算を手にしておきながら対策を拱い…

教師になるには教員免許が不可欠なのに、素人同然の教師が運動部の顧問を務めさせられることはおかしい

教員が長時間労働に置かれる原因となっている「部活動の顧問」について、スポーツ庁はガイドラインの作成に乗り出すことになったと NHK が伝えています。 少子化の時代とは言え、少子化を上回るペースで仕事量が増加していることが問題の根幹にあるのです。…

「大学授業料の “出世払い” は大学自身がやるべき」という荘司雅彦弁護士のアイデアは秀逸だと思う

自民党の教育再生実行本部が『大学授業料の出世払い』を安倍首相に提言したことに対し、弁護士の荘司雅彦氏が自身のブログで「大学授業料の “出世払い” は大学自身がやるべき」と主張しています。 このアイデアは非常に秀逸なものと言えるでしょう。各大学ご…