島尻沖縄北方担当相より致命的ミスをしている新聞社

政治

 島尻安伊子沖縄北方担当大臣が “歯舞群島” を正しく読めなかった問題で、反政権の立場を採るメディアが批判の声を出しています。

 しかし、そのメディアの中に致命的なミスを犯している新聞社が存在していることがネット上で取沙汰されているのです。

 

 それがこのツィートです。

 キャプチャーされた記事は北海道新聞が2月11日の 07:00 に掲載したものです。その中に、致命的とも言うべき内容が含まれていたからです。

 【根室】島尻安伊子沖縄北方担当相が北方領土歯舞（ほぼまい）群島の「歯舞」が読めなかった問題で、元島民は落胆の表情を浮かべた。島尻氏は昨年１１月、納沙布岬から歯舞群島を眺めたばかり。近年は根室を訪れる国会議員も減っており、関係者は「議員はきちんと勉強を」と注文する。

 何と言うことでしょう。北海道に本社を置く地元の新聞社が “はぼまい” を “ほぼまい” と記載する致命的なミスをしてしまっているのです。

 「関係者は議員はきちんと勉強を」と注文したと記事では報じていますが、勉強しなければならないのは記者自身であり、この記事を世に送り出すことを許可したデスクら北海道新聞全体だと言わなければなりません。

 

 もちろん、この投稿をしたユーザーによるイタズラの可能性もあります。しかし、北海道新聞のページには記事を更新した時間が記載されているため、恥ずかしいミスをしたことは事実と言えるでしょう。

 北海道新聞はその名の通り、北海道を地盤としているため、（いくら難読地名が多いエリアだとは言え）北海道の地名読み間違いなど起きてはならないことです。北方担当大臣の読み間違えは問題視されるべき内容でしょうが、それよりも北海道新聞のミスの方が致命的と言えるでしょう。

 安倍政権にダメージを与える目的で野党が国会で取り上げるでしょうが、その際に「北海道に拠点を置く報道機関である北海道新聞ですら正しく読めていないのだから、大臣が読めないことは十分にあり得ることだ」と答弁されるとブーメランになることは目に見えていると思われます。