吉松育美、芸能プロ幹部を訴えるも発言を完全撤回し全面謝罪 プロモートしていたジェイク・エーデルスタインも逃げの姿勢

 人権問題でやたらとメディアに登場したがる人物が胡散臭い部分を疑わせる事例が発生しました。

 ミス・インターナショナル2012の吉松育美氏が「芸能プロダクションの幹部から脅迫を受けていた」と訴え、裁判を起こしていたのですが、自身の発言を完全撤回した上で謝罪したと自身のブログで発表しました。

画像:吉松育美氏による謝罪文

 外国人特派員協会での記者会見では涙ながらに被害を訴えていたのですが、あれは完全な嘘だったのでしょうか。

 

 騒動の発端は吉松育美氏が芸能プロダクションの幹部である谷口元一氏に対して、以下の点について公の場で批判したことです。

  1. 日本テレビ放送網株式会社内において吉松育美氏に暴行を働いたこと
  2. 吉松育美氏のスポンサー候補企業に対して圧力をかけて業務を妨害したこと
  3. 吉松育美氏の家族に連絡をして脅迫したこと
  4. ミス・インターナショナルの主催者に連絡をして吉松育美氏が世界大会に出席できないよう働きかけたこと
  5. 吉松育美氏のスキャンダルを徒らに公表するために、自宅兼事務所を調査会社に調査させたこと
  6. 裁判所に対して虚偽の報告をして執行官に吉松育美氏の住居兼事務所内で動産執行を行わせたこと
  7. 雑誌『週刊新潮』に吉松育美氏を誹謗中傷する内容の記事を掲載させたこと
  8. 「谷口元一氏が川田亜子氏の自殺に関与した」との記事を自身の Blog や facebook に掲載し、外国人記者クラブにおける記者会見、および CBS ラジオで同様の発言をしたこと

 これらの8項目について吉松氏は「これらの記事および発言は全て撤回し、これらの記事及び発言については自分に非があることを認めます」と全面的に謝罪しています。

 「芸能プロからの圧力に屈した」という陰謀論を繰り広げる人もいるでしょう。しかし、今回は陰謀を企てていたのは吉村氏の方であることが濃厚だと思われます。

 

 それは吉松育美氏が外国人特派員協会で記者会見を行った際に、同席した人物の存在です。

画像:涙を見せる吉松育美氏と会見を仕切るジェイク・エーデルスタイン氏

 この会見を仕切っていたのはジェイク・エーデルスタイン(Jake Adelstein)氏というジャーナリストなのですが、彼の経歴を考慮すると、吉松氏が(芸能プロからの圧力があった程度で)訴訟を取り下げる必要がないからです。

 読売新聞記者だったという経歴を持つエーデルスタイン氏は現在ではポラリス・プロジェクトの理事職にも就いています。ポラリス・プロジェクト(現ライトハウス)は「日本では人身売買が横行していて主な被害者は韓国人女性」と主張するアメリカの人権団体です。

 記者であり、人権団体の理事であり、アメリカ国務省が発表している『人身売買に関する年次報告書』に必要な実態調査の依頼を受ける人物が “逃げ” を打つ必要がどこにあるのでしょうか。

画像:エーデルスタイン氏によるツィート

 

 エーデルスタイン氏が逃げる理由は「吉松育美氏の主張が嘘だった場合」に限定されると思われます。

 彼女の主張が嘘だった場合、裁判では勝つことは不可能でしょう。火の粉が降り掛かってくる前に逃げることが一般的です。ただし、エーデルスタイン氏は “ジャーナリスト” としての顔を持つ訳ですから、自身が報道したことから逃げ出すことは明らかにタブーです。

 奇妙なことに吉松育美氏はエーデルスタイン氏が関わる人権団体や政治的立場を代弁するかのような発言を一貫して行っています。エーデルスタイン氏がプロモーターとして、彼女の発言内容を指示していた可能性も否定できないでしょう。

  • 『核兵器解体基金』詐欺に巻き込まれる
  • 外国人特派員協会の “性差別国家日本” キャンペーンに利用される
  • 慰安婦問題で騒ぐアメリカのフェミニストにも利用される

 吉松氏の一連の行為は自業自得の強い面があり、日本国内からは同情する声が出ることはないでしょう。(移住したという)アメリカでも嘘つきが歓迎されるとは考えにくいものがあります。

 彼女の味方であったアメリカ国内に基盤を置く “アンチジャパン” 勢力も、無能な味方を暖かく歓迎するようなことはないと思われます。自分たちの活動に逆風を招いた人物を厚遇する理由がないからです。

 

 吉松育美氏は自分が “捨て駒” だったことにいずれ気づくでしょう。そして、捨て駒として使ったのは良き理解者として自分に近づいて来ていたことにもです。

 『女性』をダシに人権活動を行う胡散臭い団体や外国人が日本には多数存在し、日本の評判を陥れようと日夜バッシングを続けていること忘れてはならないと言えるでしょう。