慰安婦像の設置に熱心な勢力が韓国国内から鼻つまみ者扱いされない限り、日韓友好とはならないだろう

 朝日新聞の誤報に端を発した慰安婦問題ですが、韓国では依然として燻り続けています。合意したにも関わらず、市民団体が新たな慰安婦像の設置に動いていると TBS が報じています。

画像:TBSのニュース内容

 

 慰安婦問題をめぐる日韓合意から2か月。韓国では新たな慰安婦像を設置する動きが広まっています。3月1日、韓国は日本の植民地支配からの独立運動を記念する祝日を迎え、日本への反発がさらに強まっています。

 韓国第二の都市・釜山では、1日、新しく作られた慰安婦像の除幕式が行われました。韓国は1日、日本の植民地支配からの独立運動を記念する祝日で、各地で慰安婦問題を中心にした反日運動が展開されました。慰安婦像を集めた展示会も開かれました。

 韓国に寄り添うスタンスを貫いている TBS が「日本が嫌がる平和の少女像を必ずや我々の力で建てましょう」とテロップに表示したことは驚きと言えるでしょう。

 それだけ、親韓派が苦境に立たされていると見ることもできます。つまり、韓国は女性の人権のために戦っているのではなく、日本に嫌がらせを行う “卑日活動” のネタであれば、何でも良いということを示したことにもなります。

 

 では、せっせと “卑日活動” を続ける国に観光で訪れようと考える日本人が増えるでしょうか。「日本人に嫌がらせを行いたい」と考える人が多数存在する国にわざわざカモになりに行く奇特な人は少数派であることが普通です。

 韓国の観光協会は「韓国人が観光来日した数と日本人が観光来韓する数をイーブンにすべき」と主張していますが、どこに行くかを決めるのは個人の自由であり、敵対心をむき出しにしてくるような輩が跋扈するような国は敬遠されて当然です。

 むしろ、(韓国が日頃から敵視し続けている)日本からの観光客を呼び込むより、経済的な結びつきも強く、友好関係にあり、世界第2位の経済大国となった中国から観光客を呼び込めば済むことです。日本で話題となっている “爆買い” を韓国で引き起こせば、日本からの観光客が減った分は余裕でカバーできることでしょう。

 嫌な思いをするために海外旅行をする人はいませんし、不快な思いのした人は必ず “マイナス効果を生む営業職” として、ネガティブな宣伝を身近な人を中心に広める厄介な存在になることを見落とすべきではありません。

 

 北朝鮮は拉致問題で嘘をついて来ましたし、韓国は慰安婦問題で嘘を現在もつき続けています。

 これら2国は反省の姿勢すら見せていないのですから、水に流すことは難しいでしょう。当然、これら2国の姿勢に肩入れする人々も「同じ価値観(=嘘をつくことに抵抗感がない)を持つ可能性がある」と警戒されるケースが出て来るものと見られます。

 詐欺師のように嘘をつく人物や組織を信頼する人はいません。友好関係を築きたいのであれば、過去に行った詐欺的行為に対する償いを済ませてからになるでしょう。それを行わない限りは上辺だけの付き合いになることは目に見えています。