“ショーンK” ことショーン・マクアードル川上氏は経歴詐称疑惑とともに説明もすべきことがあるのでは?

 “ショーンK” ことショーン・マクアードル川上氏(47)に学歴詐称疑惑があると週刊文春がスクープするようです。

 経歴詐称は解雇理由になるのですが、実際にどういった経歴を名乗っていたが鍵になるでしょう。川上氏の公式ホームページ『seank.biz』のプロフィール(英語版)には次のような記載がありました。

 

画像:ショーン・マクアードル川上氏のプロフィール

 では、英語版プロフィールを日本語訳することにしましょう。週刊文春が報じた疑惑に直結するのはプロフィールの冒頭パラグラフと最終パラグラフの2カ所です。

 


 Sean McArdle Kawakami aka Sean K has an Irish American-Japanese father and a Japanese mother.  Born in New York City, NY USA and transferred to Japan at the age of eleven, he was raised and educated in Japan until graduation from high school, then returned to US for college education and spent two years in France.

 ショーンKこと、ショーン・マクアードル川上にはアイルランド系アメリカ人の父と日本人の母がいます。アメリカ・ニューヨークで生まれ、11歳の時に日本へ引越し、彼は高校を卒業するまで日本で教育を受けました。その後、大学教育のためにアメリカに戻り、フランスでも2年過ごしました。

 (中略)

 He received his B.A. in Business Administration from Temple University and M.B.A. from Harvard Business School.  He obtained his tertiary education at l'universite de Paris 1 Pantheon-Sorbonne in Paris, France.

 彼はテンプレ大学(Temple University)で経営学(Business Administration)の学位、ハーバードビジネススクールで MBA (Master of Business Administration, 経営学修士)を取得しています。フランス・パリにあるパリ第1大学でも高等教育を受けています。


 

 川上氏のホームページに記載されていたショーン・マクアードル川上の経歴が上記の通りであれば、何の問題もないでしょう。ただし、事実として異なるのであれば、詐欺師と変わりありません。

 ショーン・マクアードル川上氏には他にも答えて欲しい質問があります。マネジングパートナーとして掲載されている人物についてです。

画像:マネジングパートナー4名

 「ジョン G マクガバン (John G. McGavern)氏となっている人物の写真がノーザン・イリノイ大学の学長を務めたギャリー・シュコイエン(Gary Skoien)氏と同一のように思うのですが、写真流用をしていませんか?」

画像:Gary Skoien氏(ノーザン・イリノイ大学より)

 これは他人の空似、もしくは偶然の一致なのでしょうか。

 ただ、誤ったプロフィールが掲載されるぐらいのチェック体制ですので、この疑惑もうっかりミスの可能性もあるでしょう。ただ、このような雑な仕事をする人物にコンサルタントを依頼したいとは思いません。