日本人男性(24)、“イスラム国” への参加容疑でトルコ当局に逮捕
トルコの『ヒュリエット』などの複数メディアによりますと、24歳の日本人男性 M. M. 氏が過激派組織 “イスラム国” に戦闘員として参加しようとした疑いでトルコ当局に拘束されたと報じています。
トルコメディアが報じた写真を見る限りでは、おとなしそうな印象の方が強いように思われます。
日本人がIS参加を企てたケースとしては2014年10月に北海道大学の学生が事情聴取された時以来となるでしょう。その際は渡航前の段階でしたが、(トルコメディアの報道が正しければ)さらに一歩進んだケースになります。
2014年の件ではハサン中田氏や常岡浩介氏といったイスラム教徒との関わりが取りざたされた記憶があります。今回では、そういった形で渡航に関わった人物が存在したかも調査する必要があると思われます。
どういった経緯があり、IS参加を企てたのかを可能な限り解明できるかが日本国内でイスラム過激派がテロ活動する温床を育むことを防ぐためには不可欠になってきます。ヨーロッパでマイノリティであるという理由でイスラム教徒に過剰な配慮をした結果、テロリストに絶好の隠れ場を提供した失敗を繰り返すことは避けなければなりません。
サラフィズムの思想に染まった人物は社会を破壊する原因になることを深刻に考える必要があります。
少なくとも、彼らと共存することは不可能であり、距離を取り共存する道を選択するか、徹底的に叩き潰して自らが生き残る道を選択するのかのどちらかしかないと言えるでしょう。