ロシアW杯アジア最終予選、韓国との対戦しないことが最大のメリットだ
ロシアW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選は4月12日にクアラルンプールで行われるのですが、シード権の関係で日本と韓国が同組になることはなくなったとのことです。
12チームが最終予選に駒を進めたのですが、第1ポットから第6ポットまでに4月時点での FIFA ランキングによって振り分けられることが決定しています。
ちなみに FIFA から発表されるポイント数によって各国に割り当てられるポット予想は次のとおりです。
ポット1 | イラン(672) | オーストラリア(601) |
---|---|---|
ポット2 | 韓国(579) | 日本(577) |
ポット3 | サウジアラビア(559) | ウズベキスタン(549) |
ポット4 | UAE(521) | 中国(423) |
ポット5 | カタール(416) | イラク(333) |
ポット6 | シリア(316) | タイ(297) |
日本が入るのは『ポット2』と予想されています。したがって、同じポットの韓国と対戦する可能性はなくなったと言えるでしょう。
サッカー場で平然と “政治的な主張” を行う国と対戦せずに済むことは日本にとってメリットです。
メディアからすれば「永遠のライバル、韓国との一戦」という形で煽ることができずに残念でしょうが、選手が壊されるリスクを回避できることはファンからすれば非常に歓迎すべきことなのです。JFA も韓国の問題行動を批判することには消極的ですから、親善試合ですら対戦は避けることが長期的なメリットとなるでしょう。
実力国のイランもしくはオーストラリアと2試合の真剣勝負があり、急速に力をつけている UAE やカタールと最終予選では同組になる可能性が残されています。
こういった国々との試合を確実に勝ちきれる実力を証明できなれば、W杯でベスト8以上に進出することは難しいものと思われます。相手の特徴を消し、自分たちの持ち味や強みを発揮する最適なバランスを見つけられるかがポイントになるのではないでしょうか。