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DAZN(ダ・ゾーン)、“安かろう悪かろうのサービス” で炎上中

 2017年からJリーグの放映権を獲得したパフォーム社が運営する『DAZN(ダ・ゾーン)』が開幕節からトラブルを続出させています。

 ライブ配信というサービスの根幹に支障を来した事態は深刻な問題と言えるでしょう。視聴料が下がったことの対価が “視聴トラブル付きライブ配信” では批判が起きて当然です。

 

 今季からJリーグの試合映像を配信する英メディアグループ傘下のサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」で26日、J1のG大阪―甲府戦が17時の試合開始時点から約1時間半にわたり、生中継が視聴できない不具合があった。

 J1が開幕した25日も、映像が約20分間止まった。DAZN広報は、原因は調査中としている。

 

 読売新聞は上記のように報じていますが、試合開始時から1時間半も視聴ができない状況は明らかに異常なことです。

 「ガンバ大阪対ヴァンフォーレ甲府戦」はバレーボールを中継するメニューで配信したり、パフォーム社が運営する『goal.com』で無料配信を行うなど対処策を行っていました。

 ただ、有料配信を契約したにもかかわらず、視聴することができなかったユーザーへの周知が遅く、対応自体が後手後手に回っていたと言えるでしょう。「トラブルは起きない」と過信していたツケが一気に回ってきたようにも思われます。

 

 「原因は調査中」とコメントしていますが、原因が特定される難しいかもしれません。なぜなら、Jリーグを観戦したいユーザーのアクセスが原因で『DAZN(ダ・ゾーン)』のサーバーが処理できなくなった可能性が(現時点で)最も高いからです。

 サーバー側に事前に設定された閾値を超えたのであれば、システム障害としての対応プロセスは存在するはずです。

 ところが、そうしたアラートは出ていないのでしょう。しかし、現実には「配信されていない」という問題が起き、『DAZN(ダ・ゾーン)』が言い逃れできない証拠が突きつけられたため、無料配信で穏便に済まそうとしていることが現時点では濃厚だと考えられます。

 

 『DAZN(ダ・ゾーン)』がどのような “対応策” を講じるのか現時点で不明ですが、結果が知れ渡っているスポーツ中継ほど白けるコンテンツはないと言えるでしょう。

 ネット環境が整っている現代ではスポーツの結果はすぐに世界中に向けて配信されます。クラブチームが “公式ツイッター” を保有することが当たり前になっており、試合情報は随時更新される時代なのです。

 その中で『DAZN(ダ・ゾーン)』に配慮して情報発信を控えるクラブはないと考えるべきです。

 有料放送に契約してでも視聴したいと考えるファンはコストパフォーマンスに対する意識は強いでしょう。スカパーでは配信トラブルに注目が集まることはなかっただけに『DAZN(ダ・ゾーン)』のサービスは「割に合わない」と感じているファンが多いと思われます。

 

 スカパーにサブライセンス契約を認めず、「自分たちがすべて配信する」と表明しておきながら、本業でトラブルを起こしているようでは火に油を注ぐ一方です。

 「多数のスポーツが生中継されており、Jリーグのたかが1試合で文句を言うな」と主張したい気持ちは分かりますが、その1試合を見るたけに有料契約を結んでいるファンも多くいるのです。『DAZN(ダ・ゾーン)』がどのように “落とし前” をつけるのかに注目と言えるでしょう。