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民進党、都議選で議席ゼロの恐れあり 大阪府議会でのワースト記録を下回るのかに注目

 読売新聞によりますと、東京都議会選で民進党が公認している候補者から離党が相次いでいるとのことです。

 民進党の党内からは「議席ゼロも覚悟する必要がある」との声が出ているとも報じられており、大阪府議会での議席数1を下回る可能性も浮上したと言えるでしょう。

 

 民進党が東京都議選で公認している候補者の中から、新たに現職都議2人と、新人1人が離党する意向を固めたことがわかった。

 週明けにも都連に離党届を提出する。同党の公認候補36人のうち、既に9人が離党届を出しており、離党組は計12人に上ることになる。今回の離党には、都連幹部の都議も含まれ、党内からは「議席ゼロも覚悟しなければならない」との声も出始めた。

 

 国政で民進党が行っている姿勢を見れば、離党が相次ぐことは当然でしょう。

 対案・代替案の提示はなく、反対だけに注力する。政権時に掲げ、推進した政策にも反対する。その点を指摘されると、「民主党と民進党は違う」と開き直る。

 これでは有権者に説明できない訳ですから、離党に踏み切る判断をする議員が出てきて当然です。マスコミが守ってくれるのは国会議員の幹部だけ。有権者からの厳しい指摘を受ける地方議員を守ってくれるマスコミはいないのです。

 

 ちなみに、2017年2月20日時点での主要会派別議席数は次のとおりです。

  • 東京都議会の定数:127
    • 自民党:57
    • 公明党:22
    • 東京改革議員団(民進党+旧・維新):18
    • 共産党:17
    • 都民ファースト:5

 名称変更のため、『都議会民進党』という政党は存在しません。しかし、『維新の党』との合併で『東京改革議員団』が誕生しており、国政の民進党と同じ位置付けと見るべきでしょう。

 つまり、民進党は都議会で18の議席数を持っているものの、これが激減するリスクがあるということを意味しているのです。

 

 勝てる見込みのある候補が離党したり、1人区で『自民党』や『都民ファースト』と対決を余儀なくされると議席数が1桁になることは十分に考えられることです。

 なぜなら、2015年の統一地方選・大阪府議会議員選挙(定数:88)で民進党が獲得した議席はわずかに1。共産党の3をも下回る衝撃的な審判が有権者である大阪府民から突きつけられているのです。

 同じことが2017年の東京都議選で起きる可能性は十分にあると言えるでしょう。“やけに共産党や民進党の歩調の合う” 小池都知事の政党に乗っかれば、都議選を乗り切れそうな風をマスコミが作り出しています。

 勝ち馬に乗ろうとすることは政治家として「政策を実現する」上では適切な判断です。ただ、政策的に相容れない相手と組むことは “野合” として批判される対象になりますので、この点のバランスを取ることが不可欠になると思われます。

 

 民進党は代表を務める蓮舫氏が東京を地盤とする政治家です。代表がテコ入れを行い、党勢の回復に尽力しないようでは責任論が浮上することになるでしょう。

 政治家が自らの保身に走る姿が浮き彫りになると思われる都議選の行方に注目の必要があると言えるのではないでしょうか。