有田芳生議員、「希望の党に合流するという民進党の方針はなかった」とデマを流す
民進党に所属する参議院議員の有田芳生氏が「希望の党に合流すると前原代表が発言したことは党の方針ではない」とツイートしています。
このツイートは完全なデマです。もし、事実だと言い張るのであれば、明らかな『歴史修正主義』と言えるでしょう。
■ 有田参院議員のツイート
有田議員は次のようにツイートしています。
前原代表が、9月28日、参議院民進党は総選挙後、希望の党に合流すると発言したことは、党の方針ではなかったことが確認されました。
このようなツイートが行われた理由は「立憲民主党の “化けの皮” が剥がれるのを防ぐため」でしょう。なぜなら、立憲民主党が筋を通していないことが白日の下にさらされることになるからです。
■ 事実
1:民進党の常任幹事会は満場一致で両院議員総会に提案
まず、民進党の常任幹事会は9月28日午前に「希望の党への合流」を満場一致で決めたと朝日新聞が報じています。
- 今回の総選挙における民進党の公認内定は取り消す
- 民進の立候補予定者は『希望の党』に公認を申請し、『希望の党』との交渉と民進党の党務は代表に一任する
- 民進は候補者を擁立せず、『希望の党』を全力で応援する
常任幹事会で満場一致となった上記の3項目が両院議員総会に提案されたのです。
2:両院議員総会でも “提案内容” は承認されている
9月28日の午後に行われた民進党の両院議員総会で上記の3項目は承認されています。
民進党は「立候補予定者は『希望の党』に公認を申請する」という方針を党として決定しているのです。
“前原代表が提示した方針” を所属議員が了承している訳ですから、「希望の党への合流する」とした(前原代表の)発言を「党の方針ではない」と否定することは事実に反すると言えるでしょう。