毎日新聞、安倍首相が公選法に違反する発言をしたような印象操作を行う

 毎日新聞・総合デジタル取材センターが公式ツイッターで「安倍首相が公選法に違反する発言を行った」と誤解を招く印象操作を行うツイートをしています。見出し詐欺以上に悪質な記事と言えるでしょう。

画像:毎日新聞の記事に対するファクトチェック

 

■ 毎日新聞のツイート内容

 毎日新聞・総合デジタル取材センターは公式ツイッターアカウントで次のようなツイートをしています。

画像:毎日新聞のツイート

 「おにぎり、食べてって下さい~!」 安倍総理注目の第一声ですから、動画でばっちり撮っていました。

 ツイートされた内容は『安倍首相の第一声が「おにぎり、食べてって下さい〜!」だった』としか読み取れるものではありません。

 この発言が公選法に違反する容疑と記事で言及しているのです。しかし、発言したのは安倍首相ではないのですから、完全なフェイクニュースと言えるでしょう。

 

■ 事実

 まず、「おにぎり、食べてって下さい~!」と発言したのは安倍首相ではありません。

 毎日新聞がアップした動画を確認しても、安倍首相は「いただきます。おいしい!」としか言っていません。別の人物による発言を安倍首相のものに誤読させるのは悪質と言えるでしょう。

  • 原文:「おにぎり、食べてって下さい~!」 安倍総理注目の第一声ですから、動画でばっちり撮っていました。(48文字)
  • 修正案:「おにぎり、食べてって下さい~!」と公選法違反容疑の福島市議 安倍総理が第一声を行った際の出来事ですから、動画でばっちり撮っていました。(68文字)

 上記の(修正案のような)内容でツイートしていれば、炎上することもなかったでしょう。

 ツイートの上限文字数にまで十分な余裕がある訳ですから、発言者に言及していない時点で悪意が含まれていると言えるでしょう。このようなツイートを容認する新聞社がフェイクニュース批判を展開しているのですから、クレイジーと言わざるを得ません。

 

 必要な情報をわざわざ落とし、印象操作を行う報道機関には厳しい批判を向ける必要があると言えるのではないでしょうか。