朝日新聞、2017年前期で 3.3% の下げ幅を記録 600万部割れが現実に

 朝日新聞がなりふり構わず政権批判を展開していますが、これは自社の発行部数が芳しくないことが影響しているのかもしれません。

 なぜなら、朝日新聞の朝刊販売部数がマイナス 3.3% と前期比よりも大きな落ち込みを見せているからです。このペースで減少が続くと600万部割れが現実のものとなるでしょう。

 

 販売部数は読売新聞広告局で次のように紹介されています。

画像:朝刊販売部数(2017年前期)

 

 この数字を2016年後期に記録した値と比較すると下表のようになります。経営的な余裕がないことは明らかです。

表1:朝刊販売部数の推移
  2016年後期 2017年前期
読売新聞 8,954,804
( -0.69% )
8,887,881
( -0.75% )
朝日新聞 6,411,033
-2.62%
6,198,810
-3.31%

 

 朝日新聞は2016年前期から2016年後期で -2.62%。2016年後期から2017年前期で -3.31% と部数の減少に歯止めが止まっていない状況です。

 読売新聞も減少していますが、0.06 ポイントのマイナスで -0.75% とまだマシです。

 この状況を鑑みれば、朝日新聞が「大勝負」に出たとしても不思議ではありません。安倍政権を “朝日新聞のペンの力” で倒すことができれば、新たな読者を獲得できると考えているのでしょう。

 そのための起爆剤が『森友学園』や『加計学園』の “スクープ報道” と言えるでしょう。前川氏の出会い系バー通いを報じた読売新聞のスタンスをやたらと批判する姿勢もその一環だと考えられます。

 

 朝日新聞の販売部数は約620万部(2017年1月〜6月の平均)です。半年で平均21万部を減らしていますので、販売部数が600万部を切ることは時間の問題と言えるでしょう。

 現実には「押し紙問題」もありますので、実売部数は500万部を下回っていると思われます。事実と異なる記事を書き続けるのであれば、朝日新聞の部数が落ち込むのは当然です。自業自得と言えるのではないでしょうか。