朝日新聞の外交・防衛取材班、「安倍首相がトランプ大統領に成り下がった」とカートを運転する人を蔑む差別心をむき出しにする
政治的に意見が相違する安倍首相のイメージダウンを図ろうとするあまり、明らかな侮辱的な言動を行う反政権派が目立っています。
今回、朝日新聞の外交・防衛取材班である『霞クラブ』のツイッター・アカウントが「カートの運転手を蔑むツイート」をしています。このようなツイートをする人物が作成した記事が掲載された新聞が世間で読まれなくなるのは当然と言わざるを得ないでしょう。
朝日新聞の外交・防衛取材班が行ったツイート
問題のツイートは以下のものです。
とうとうトランプ大統領の運転手に。。。いやいや、きっと深い外交の話をされているのでしょう
ツイートのアカウント主は「朝日新聞『霞クラブ』」という外務省や防衛省を中心に取材活動を行うグループです。
このツイートで問題なのは「ホストがゲストをもてなす行為を無視していること」と「運転手を蔑んでいること」の2点と言わざるを得ません。クオリティー・ペーパーを自称する朝日新聞として、あまりに軽率なツイートになっています。
安倍首相が2018年4月に訪米した時は “トランプ大統領が” カートを運転
まず、朝日新聞で該当のツイートをした記者が確認すべきは “朝日新聞が” 2018年4月19日に掲載した記事です。
「日米首脳、3度目のゴルフ 親密さアピール狙う」とのタイトルで掲載した記事には「トランプ大統領が運転するカートで談笑する安倍首相」の姿が撮影された写真を使っているのです。
上述のツイートを正当化したいなら、「トランプはとうとう安倍首相の運転手に。。。」と主張しなければなりません。このような論調を展開せず、“安倍首相だけ” を揶揄するツイートをしていることは問題と言わざるを得ないでしょう。
「ホスト自らがゲストをもてなすこと」に価値があるのだが、朝日新聞には一般常識が欠落しているのだろうか
次に、朝日新聞は一般常識が欠落している可能性があります。おもてなしにおいて(意外と)重要なのは「ホスト自らがもてなす」ということです。
「その道のプロフェッショナルにアウトソーシングする」という合理的な解決策は存在しますが、「ホスト自らがもてなす」という選択肢が採られるケースがほとんどです。「トップに立つ人物がゲストを自らもてなしてくれる」という価値はプレイスレスです。
プロフェッショナルによるサービスを受けることは金銭などによる契約を満たせば誰にでも可能です。しかし、国家首脳など拒否権を持つ人物に「もてなし」を要求することはできないのですから、「最上級のもてなしを受けられるか」は個人の力量次第なのです。
ツイートを行った朝日新聞の記者は「ゲストとして手厚くもてなされた経験」がないのでしょう。横柄な取材活動が常態化しているのですから、ある意味で自業自得です。
また、運転手を蔑んでいるツイートであることも批判の対象です。ハイヤーでの取材活動が当たり前となっている “朝日新聞の記者” からすれば、身近な運転手を下に見るのは当然の社風なのでしょう。
しかし、それは「朝日新聞の常識」であったとしても、「世間の非常識」です。このズレが SNS が発達した現代では大きなマイナスとなっているのです。朝日新聞の凋落に歯止めがかからないのは記事の内容があまりに低レベルだからと言えるのではないでしょうか。