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第5節終了時点のBリーグ観客動員数の推移

 華々しく開幕したBリーグも第5節を終了し、すべてのチームが主催試合を2節分行いました。現時点での観客動員数をグラフ化することで、どのような傾向があるのかを見ていくことにしましょう。

画像:Bリーグ

 なお、観客数はBリーグ公式サイトに掲載された値です。

 

1:東地区

画像:第5節終了時点での観客動員数(東地区)

 Bリーグ開幕戦が「アルバルク東京(旧・トヨタ自動車)vs 琉球ゴールデンキングス」だったこともあり、観客動員数が9000人超と図抜けています。しかし、その後の観客動員数は2000人台を推移している状況です。

 

 観客動員で好調なのは千葉ジェッツです。開幕節よりも第2節栃木戦や第5節北海道戦の方が観客を多く動員できているからです。

 また、ほとんどのチームがBリーグの平均観客動員数を上回っています。レバンガ北海道や仙台89ERSは開幕戦よりも観客動員数を大きく落としていますが、リーグ平均近くで留まっていることはポジティブに考えることができるでしょう。

 

2:中地区

画像:第5節終了時点での観客動員数(中地区)

 中地区では新潟アルビレックスBBと横浜ビー・コルセアーズのbjリーグを戦っていたチームが安定して3000人を越える観客動員数を記録しています。

 しかし、同じくbjリーグを戦っていた三遠ネオフェニックスや富山グラウジーズの観客動員数が伸び悩み、1000人台の観客動員数は寂しいところです。

 企業チームを母体とするサンロッカーズ渋谷(旧・日立)や川崎ブレイブサンダース(旧・東芝)が観客動員で苦労することは想定の範囲内でしょう。ただ、交通の便が良い場所をホームアリーナとしていますので、1試合平均2000人台中盤を維持したいところです。

 

3:西地区

画像:第5節終了時点での観客動員数(西地区)

 西地区に所属するチームの観客動員数は壊滅的です。琉球ゴールデンキングスだけは3000人台をキープしていますが、開幕節の “御祝儀相場” が終了した3節以降は1000人台にまで下落したチームが4チームとてこ入れの必要があると言えるでしょう。

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(旧・三菱電機)やシーホース三河(旧・アイシン)という実績十分の名門チームが在籍していますので、プレーで観客を呼べるかがポイントになると思われます。

 

 ただ、Bリーグが発足した初年度で観客動員数がシーズン終盤に向けて倍増するような都合の良い数字を期待することは難しいでしょう。1試合の平均観客動員数3000人台を維持することが現実的な目標となるはずです。

 実力のあるチームがチーム方針に即したファンサービスを行い、観客動員数を増やしていく地道な営業活動が必要になると思われます。

 ホームアリーナにキャパシティーのあるチームは地域の小中学校に通う生徒たちを招待するなどして座席を埋める方法も検討すべきでしょう。学校の先生に教えてもらうより、プロ選手にバスケットボールを教えてもらった方がインパクトは強いはずです。

 そうした取り組みを行うために働く営業チームも必要になってくるのではないでしょうか。