関西学院大学教授が暴力事件を起こし、学校側が隠蔽した疑惑が浮上

 関西の私立大学で上位に位置する関西学院大学で暴力事件が起きていたのではないかと思われるツイートが存在することがネット上で注目されています。

画像:李建志と名乗るアカウントによるツイート

 李建志と名乗るアカウントが 2014 年に投稿した内容が発端なのですが、これが事実であれば、実質的に何の対応もしていない関西学院大学の姿勢は非常に問題があると言わなければなりません。

 

 このアカウントによる投稿内容の真偽によって、関西学院大学が採るべき対応が変わってきます。

 関西学院大学には李建志(り けんじ)氏という教授が社会学部に在籍しています。大学がまず確認すべきことは「関西学院大学の教授による暴行事件が2013年に発生していたのか」ということになります。

 何者かが李建志(り けんじ)氏の名前を語ってツイートした可能性もありますが、「加害者は関西学院大学の教授」と読み取れる内容を確認することが最優先です。

 

 もし、ツイートされた内容が事実と異なるのであれば、“ネット時代のマイナス面” なのですから、大学として法的な対応を行うべきなのです。関西学院大学には法学部が存在しますので、大学が実際に巻き込まれた事例として、これほどの生きた教材はないと言えるでしょう。

 また、法学部以外の学生に対しても、ネットの光と影を学べるケーススタディーとして大きく活用できると思われるからです。

 

 ところが、小谷野敦氏は「関西学院大学の教授が李建志(り けんじ)教授を殴り続けた」と主張しています。

 直後に李君は、昨年、大学の同僚に十三発殴られたということを言い出した(「殴り合い」ではない)。私は、その後遺症で誰も信じられなくなっているのだろうと思った。李君は警察に届けたが、双方弁護士を立てて示談にしたということだった。

 (中略)

 さて、その同僚というのは、関西学院大社会学部教授の、金明秀という男だろうと目星をつけた。これは朝鮮学校から来た北朝鮮のスパイのような男で、調べるとざくざく悪名があがってくる。

 小谷野氏が暴力の加害者として名指しする金明秀(きむ みょんす)氏も李建志(り けんじ)と同じ関西学院大学の社会学部に教授として在籍しています。

 「金明秀(きむ みょんす)氏が李建志(り けんじ)氏を13発も殴り続けたこと」が事実なのであれば、金氏が現在も関西学院大学の教授職にあることは異様なことと言えるでしょう。

 実際に手を出した時点で、教育者として不適格です。「殴るだけの理由があった」と擁護する声があったとしても、同じことですし、関西学院大学の品位を汚したことに変わりありません。また、騒動を隠したのであれば、大学側の危機管理意識にも問題があるということになります。

 ボクシングで金明秀(きむ みょんす)氏と李建志(り けんじ)氏が対戦したようなケースだけが例外となることでしょう。

 

 関西学院大学の在校生や卒業生にとってもネガティブな情報は迷惑極まりないものです。大学として、きちんと対処すべき事案と言えるのではないでしょうか。