過疎地で医療水準を保つ条件は「都会と遜色ない自由度をどれだけ医師に提示できるか次第」である

 「年収2200万円など様々な条件で医師を募集するも、医者は応じてくれなかった」と NHK が報じています。

 残念ですが、当然の結末でしょう。なぜなら、医師に提示された “自由度” があまりに少なすぎたため、敬遠されたからです。同様の問題は全国で起きる可能性があるだけに反面教師とすべき事案と言えるでしょう。

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国民民主党の設立に至る “姑息な経緯” を問題視しないマスコミの忖度は目に余る

 ゴールデンウィークが明けると野党再編が起き、『国民民主党』が発足しました。

 ただ、その設立に至った経緯は非常に姑息なものであったことを知っておく必要があるでしょう。なぜなら、「政治とカネ」をめぐる動きが行われていたからです。

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「海外のサッカー選手や監督は相手チームを褒めることしかしない」という大前提を見落とす日本のマスコミは痛い

 ドイツのバイエルン・ミュンヘンに所属するコロンビア代表のハメス・ロドリゲス選手が「香川や本田のいる日本代表に警戒感を示した」と共同通信が報じています。

 しかし、この発言を真に受けてはなりません。なぜなら、海外のサッカー選手や監督は「相手チームを褒めることしかしない」からです。

 当然、相手の弱点に言及することなどあり得ませんし、格下に見るような発言もしません。このような前提があるという認識を持っていなければ、本番で完膚なきまで叩きのめされることになるでしょう。

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日中韓3カ国首脳会談:北朝鮮情勢は「日本の孤立」ではなく、「三者三様」であることが浮き彫りに

 日中韓3カ国首脳会談が東京で行われ、共同宣言が発表されたと NHK が報じています。

 北朝鮮情勢について、マスコミは「日本は蚊帳の外」との論調を展開していましたが、その思惑は外れることとなりました。基本的に日本政府の主張が盛り込まれていますし、3カ国の主張内容も “三者三様” と表現することが的確だからです。

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イタリアの連立交渉が頓挫、再選挙の可能性に現実味

 イタリアで2018年3月4日に行われた総選挙では『5つ星運動』が “単独政党としての議会第1党” になりました。

 ただ、議会過半数を獲得した政党または会派が存在しなかったため、連立交渉が行われていたのですが、「交渉が決裂した」と BBC が報じています。選挙後に新たな政権が発足しないというゴタゴタ感は厳しいものがあると言えるでしょう。

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