車椅子のクレーマー・木島英登(きじま・ひでとう)氏、バニラ・エアを使った売名パフォーマンスを行う
「車椅子客に自力でタラップ上がらせた」と朝日新聞がバニラ・エアをバッシングする記事を書いています。
しかし、文句を述べている木島英登(きじま・ひでとう)氏は “障害” を盾に我を押し通すゴネ得狙いのクズと言えるでしょう。なぜなら、単なるクレーマーだからです。
木島は講演ビジネスでも生計を立てているようですが、このようなクレーマーを呼ぶ時点で講演主催者の資質には問題があると言えるでしょう。
1:バニラ・エアは2014年の時点で車椅子利用客への「仕様確認フォーム」が存在している
バニラ・エアの車椅子利用客への対応ですが、「仕様確認フォーム」という形で車椅子の形状を確認しています。これは車椅子のタイプが多種多様であり、急遽搭乗したいと言われてもできないタイプのものがあるからです。
この「仕様確認フォーム」は2014年の時点で存在しています。
現行フォームは "VA-2017-02" ですが、"VA-2014-04" の時点で同じことを車椅子を利用する搭乗客に確認を取るというプロセスが確立されているのです。
ただ、フォームの中身を実際に確認しない限り、メール(2014年版の時点)やお問い合わせフォーム(2017年版)でも「仕様確認フォーム」の内容を送ることができるという点を見つけることは困難です。
「メールやお問い合わせからでも問題ない」とウェブに明記するという改善は必要と言えるでしょう。
2:事前予約なしで強行突破した木島英登氏の姿勢が問題
木島氏の一連の行為は「乙武洋匡氏が女性とのデートで訪れた店舗の従業員からの介助がなかった」と不満をぶちまけた件を彷彿とさせます。
なぜ、サービスを提供する事業者が “事前連絡のない客” への特別対応を惜しみなく無料でしてくれると思い込んでいるのでしょう。もし、本気で「そうすべきだ」と考えているなら、それは障害を理由に便宜を図れとゴネている利権屋と変わりません。
事前予約を行わず、「同行者に降ろさせる」と強行。その行為がダメだと指摘されると、自らパフォーマンスを行うかのように自力で乗降するという時点で売名目的だと言えるでしょう。
ワガママというべき言い分が通らなければ、「人権侵害だ」と地方自治体・行政・テレビ・新聞へと連絡し、騒ぎ立てる。これでは “同和” と同じです。「人権侵害」という言葉を軽々しく使う人物ほど、「自分は差別されている」と騒ぎ、利益を得ようとしているのです。
このようなクレーマーが喝采を受ける限り、共存は不可能でしょう。なぜなら、大多数がクレーマーを懐柔するための方針転換による犠牲となるからです。
3:LCC はサービスを削ることで安価な料金を提供している
バリアフリーは確かに必要なものでしょう。しかし、階段を全廃する理由にはなりません。LCC はこれまで「スロープ+階段」だった業態を「階段」のみに絞ったため、安価な料金体系が可能になったのです。
木島氏が「階段しかない LCC のモデルはおかしい」と批判することは明らかに論外なのです。LCC 側は「事前に連絡があれば、簡易スロープに概要するものを用意する」というアナウンスを前々から行っています。
そのプロセスを無視し、現地で「階段だけなのはおかしい」などとパフォーマンスをすれば、嫌悪感を招いて当然と言えるでしょう。
木島氏の行為は LCC に余計なコスト負担を求めるものです。“木島氏とそのお仲間” を除く利用者にとっては何のメリットももたらされない結果になることでしょう。
4:LCC 各社は木島英登氏のような客には料金払戻しの上、搭乗拒否をすべきだ
バニラ・エアが木島英登氏のようなゴネるクレーマーに対する現場対応マニュアルが確立されていなかったことは事実でしょう。他社もバニラ・エアの件を参考に、対応を事前に定めておくべきです。
「事前に定めた運行規定に違反する客は乗せない」というスタンスを明確にし、「人権裁判だ」などと騒ぐ木島氏のような客については料金払戻しの上で一定期間はブラックリストに登録しておくという形を採るべきでしょう。
ゴネる客に配慮すれば、増長するのは目に見えています。また、現場が疲弊することになりますし、他の乗客から「なぜ、あの客だけ特別対応なのか」との別の批判が起きる要因にもなります。
「障害者であるから、自分が完全に納得するサービスとなるよう経営資源をつぎ込まなければならない」というのは明らかに論外です。木島氏の行為はただの “当たり屋” であり、“同和” と同じ案件と言えるでしょう。
どちらに非があるかは「事前に申請をしていない木島氏」であることは明白です。それとも、“気持ち悪いおっさん” をキャビンアテンダントが背負って乗降を強いられるのでしょうか。どさくさに紛れて女性キャビンアテンダントの胸などに触る不届き者も出てくることでしょう。
『弱者』の看板を掲げれば、何でも好き放題できるという点は問題でしょう。“バリアフリーによる利権確保研究所” と改名し、活動内容と組織名を一致させるべきなのではないでしょうか。