朝鮮学校の無償化を求める原告、「民族教育を否定された」とデマを撒き散らす
朝鮮学校の無償化を求める訴訟が東京地裁で原告敗訴と判決が出ました。
原告らは会見を開き、「勝つまで闘う」と述べたと時事通信が伝えていますが、その中で明らかなデマを撒き散らしています。この点は明確に指摘しておく必要があると言えるでしょう。
■ 原告が行った発言内容
原告の1人である男子大学生は以下のように述べたと会見を取材した時事通信が報じています。
男子大学生(21)は「民族教育を否定され、朝鮮人として堂々と生きる権利すら奪った。子どもたちの未来、笑顔を全て奪った判決に憤りを隠せない」と語気を強めた
弁護団長の喜田村洋一弁護士は「ひどい判決。朝鮮学校はみな同じで駄目というのは民族差別そのものだ」と批判した。
■ 発言内容がデマである理由
1:民族教育は否定されていない
男子大学生は「民族教育を否定された」と主張していますが、朝鮮学校が存在している時点でその主張には無理があります。完全な “言いがかり” です。
キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長に忠誠を誓う教育を続ける自由が現在の朝鮮学校には存在しているのです。何を持って、「民族教育が否定された」などと主張しているのでしょうか。
「日本国の予算で北朝鮮に忠誠を誓う朝鮮学校が民族教育をすることが否定された」ということが実情です。他国の予算を使って、自分たちが好き勝手な教育を行うための予算にすることができば、それこそ “笑いが止まらない” ことだと言えるでしょう。
2:「無償化しなければ、民族差別」というロジック
朝鮮学校が「一条校」としての要件を満たしていれば、無償化の対象となるでしょう。要件を満たしていない学校が条件から外れるのは当然です。
批判されると、民族差別などと問題をすり替えることは論外です。
民族差別というのであれば、北朝鮮が “チョッパリ” などと差別発言を用いた上で「核で日本列島を沈める」と宣言しているのです。
英語版では "JAP" となっており、明らかな人種差別をしています。朝鮮学校の無償化を求める原告の弁護団長を務める喜田村洋一氏は批判の矛先を間違っています。差別を持ち出すなら、日本人に対する人種差別をしている北朝鮮を批判することが責務となるからです。
差別を平然と行う国家に忠誠を誓う学校を無償化する意味はないでしょう。また、核兵器による恫喝も平然と行っており、報復しなければならない情勢なのです。
敵対心をむき出しに挑発を続ける国に忠誠を示す民族教育が可能である現状の方が大きな問題と言えるのではないでしょうか。