森ゆうこ議員(自由党)、「PC 履歴を見せろ」と財務省職員に犯罪行為を迫る
自由党に所属する森ゆうこ参院議員(新潟選挙区)が「公文書改ざん問題で PC 履歴を確かめるために財務省に乗り込んだが、拒否されている」とツイートしています。
森ゆうこ議員の行動は「財務省の職員に情報漏洩という犯罪行為を迫るもの」です。立法府に属する国会議員として決して許されるものではなく、問題点を指摘しないメディアも同罪と言えるでしょう。
■ 森ゆうこ議員(自由党)が行ったツイート
森ゆうこ議員は3月30日に次のようなツイートを行いました。
公文書改ざん事件でPC履歴を確かめるために財務省に乗り込んで1時間が経つ。
財務省側が拒否し続けているため、膠着状態。
パフォーマンスであるかに関係なく、森ゆうこ議員の行為は大きな問題です。『三権分立』の仕組みを根底から否定する行為であるだけに森ゆうこ議員の姿勢は厳しい批判にさらされるべきと言えるでしょう。
■ 森ゆうこ議員(自由党)の行動に含まれた問題点
1:捜査権を持つのは『司法』であり、『立法』ではない
まず、『立法府』に属する森ゆうこ参院議員は「捜査権」を保有していません。「捜査権」は『司法』が持つ権利です。
また、警察(や検察)がパソコンの履歴を確認するにしても、『捜査令状』が必須です。“必要な手続き” を経ず、財務省に「PC 履歴を見せろ」と押しかけるなど国会議員としてあるまじき姿と言えるでしょう。
2:行政の仕事量が異常なまでに増えたことが「書き換え問題」の根元
一部の野党議員が行政に無理難題を要求するから、行政職員の仕事量が異常なまでに増加するのです。
質問通告が前日深夜に行われると、それだけで徹夜が確定します。すぐに「一時的に職員数を増やす」などの対策を採ることはできないのですから、業務がパンクして当然です。
その結果、伝達ミスなど本来であれば “ありえないミス” が散見することになるのです。当日の朝まで仕事を強いられれば、問題が起きない方があり得ないことなのです。
『人権』を主張し、「労働者の味方」を名乗る野党が “クレーマー” として労働環境を悪化させていることは論外と言えるでしょう。太田理財局長も国会でそのような趣旨の答弁をしています。
マスコミは「労働者の敵」として活動する野党議員に厳しい批判をする必要があると言えるのではないでしょうか。