もりかけ問題で「総理の関与は明らか」と騒いだ逢坂誠二議員(立憲民主党)、立証できず論点をすり替えて政権批判を続ける

 「安倍首相の関与」という点で野党やマスコミが大騒ぎをした “モリカケ騒動” ですが、一向に証拠を示すことはできていません。

 そのため、騒いでいた逢坂誠二議員(立憲民主党)のような議員に批判が向き始めたのですが、「忖度が問題ではない、意思決定の過程や公文書の存在が問題」と問題点のすり替えを行っています。まずは自らが過去に指摘した主張内容が間違いだったことを認め、謝罪する必要があると言えるでしょう。

 

1:逢坂誠二議員(立憲民主党)のツイート

 立憲民主党の逢坂議員は11月下旬に以下のツイートを行っています。

画像:逢坂誠二議員のツイート

 “疑惑” が報じられた最初の段階で「意思決定の過程」や「公文書の存在」を問題視していれば、一貫性はあると言えるでしょう。

 しかし、獣医学部の新設を決めた加計学園の方は「意思決定の過程」は議事録で公開済みですし、「公文書の存在」は文科省側が勝手に作成したメモに過ぎません。そのため、少なくとも(加計学園の方で)騒ぐのは筋が悪いことは明らかです。

 森友学園であれば、「意思決定の過程」を問題視できるでしょう。ただ、その場合は『安倍首相の対応』を問題にすることは論理的に不可能であり、野党のパフォーマンスに過ぎないのです。

 

2:「総理の関与は明らか」とツイートしていた逢坂議員

 逢坂議員は6月に「総理の関与は明らか。こんな総理のもとで霞が関の職員は気の毒」と自らのツイッターに投稿しています。

画像:逢坂誠二議員のツイート

 このツイートに対する説明責任を逢坂議員は果たさなければなりません。「総理の関与は明らか」と断言している訳ですから、安倍首相が加計学園・獣医学部の新設に関与した揺るぎない証拠を示してくれることでしょう。

 できないのであれば、追求を続けた野党の方針が間違いであったことになるのです。その責任を取ることが当然だと言えるはずです。

 

3:日本獣医師会から政治献金を受け取っていた逢坂誠二議員

 方針転換した逢坂議員ですが、その大きな要因は「日本獣医師会から献金を受け取っていた」ことがネット上で指摘されたからでしょう。

 受託収賄に該当する行為ですから、方針転換を余儀なくされたと考えられます。これは自らが “返り血” を浴びる可能性が加計学園ではなく、リスクがない森友学園の方で騒ぎ続けるために問題点をすり替えたことと同じです。

 まず、逢坂議員は「受託収賄ではないこと」を説明する責務があります。自らは説明責任を果たさないにもかかわらず、問題点を自分たちに都合よく変更して批判することは論外です。

 

 追求点を変更することは自由ですが、過去に自らが追求したことが間違いであったなら、そのことを訂正・謝罪することが最低限の責務なのではないでしょうか。