「立憲民主党の女性議員へのデマが多い」と嘆く “立憲民主党の公式ツイッター” が辻元清美議員に対するデマを流す
与野党に関係なく、ネット上でのデマは問題と言えるでしょう。立憲民主党の公式ツイッターが「所属する女性議員へのデマが多い」と嘆くツイートをしていますが、その投稿内容にデマが含まれる状況となっています。
■ 立憲民主党の公式ツイッターによる投稿内容
立憲民主党は公式ツイッターで次のような投稿をしました。
辻元議員はTwitterはやっていないのですが、オフィシャルサイトに「デマについて」というページがありますので、みなさんぜひご覧ください。
立憲民主党は「辻元清美議員は twitter をやっていない」と主張していますが、この主張がデマなのです。公式ツイッターが発信する内容としてはあまりに精度が低すぎると言えるでしょう。
■ 事実
立憲民主党に所属する辻元清美議員はツイッターを利用しています。なぜなら、立憲民主党の公式サイト上にある議員紹介でも触れられているからです。
辻元清美の顔写真の下に記された3つのアイコンは左から、「ホームページ」、「ツイッター」、「フェイスブック」です。「ツイッター」のアイコンに記されたリンクをクリックすると、認証マークの付いた辻元清美議員のツイッターアカウントが存在することを確認できるのです。
党の公式サイト上で辻元清美議員の公式ツイッターへのリンクを紹介しておきながら、「辻元議員は Twitter はやっていない」と主張することは成り立ちません。
もし、この辻元議員のツイッターアカウントが偽物であるなら、偽物に公式サイト上で本物のお墨付きを与えた立憲民主党の雑な仕事ぶりは有権者が知っておかなければならないことだと言えるでしょう。
現状では立憲民主党の公式ツイッターが所属する女性議員へのデマを嘆く一方で、誤った情報を平然と流しているのです。これでは「自作自演による被害者パフォーマンス」との批判を呼ぶことに直結し、救済されるべきデマを流された人々の足を引っ張っていることと同じです。
立憲民主党は速やかに間違った情報を訂正し、担当者に処分を下した上で、誤った情報を流したことを謝罪をする必要があると言えるのではないでしょうか。