韓日議員連盟会長の経歴を持つ韓国国会議長が「戦争犯罪の主犯の息子である天皇が謝罪すれば解決」と主張するのが現在の日韓関係
韓日議員連盟の会長を務めたムン・ヒサン(文喜相)韓国国会議長がブルームバーグの取材に対し、「戦争犯罪の主犯の息子である日王が謝罪すれば日韓問題は解決される」と発言したことで波紋が生じています。
韓国側は「そのような発言はしていない」と弁解しましたが、ブルームバーグ側が取材音声を公開したことで韓国が嘘を付いていたことが明らかになりました。“知日派” がこのレベルなのですから、「日韓関係が良好になることはない」と言わざるを得ないでしょう。
文在寅大統領に近い文議長(73)は7日のブルームバーグとのインタビューで、「一言でいいのだ。日本を代表する首相かあるいは、私としては間もなく退位される天皇が望ましいと思う。その方は戦争犯罪の主犯の息子ではないか。そのような方が一度おばあさんの手を握り、本当に申し訳なかったと一言いえば、すっかり解消されるだろう」と語った。
ムン・ヒサン議長の発言には複数の問題点があるため、様々な批判を招くものです。
- お詫びや謝罪は過去に総理が実施
- 慰安婦問題は「最終的かつ不可逆的」に解決済み
- 天皇陛下を日王と表現
- 陛下を「戦争犯罪の主犯の息子」と侮辱した上、謝罪を要求
無知な韓国の一般人による発言なら、大事にする必要はないでしょう。しかし、発言主は韓日議員連盟の会長を務めた経験を持つ政治家なのです。“知日派” であるにも関わらず、自ら論争を呼ぶ問題発言をしたのです。
この問題の責任は韓国が負う必要があると言えるでしょう。
「『天皇は戦争犯罪の主犯の息子』とは言っていない」と弁解するも、ブルームバーグの音声公開で嘘と判明する
ムン・ヒサン議長は「天皇は戦争犯罪の主犯の息子」とは言っていないと釈明し、国会の報道官は「そのような表現をした覚えはない」とブルームバーグに反論しました。
しかし、ブルームバーグ側は取材音声を公開。これにより、ブルームバーグが報じた内容が事実で、韓国側の釈明が嘘だったことが判明しました。
このムン・ヒサン議長の発言は問題視されるべできしょう。なぜなら、明らかなヘイトスピーチだからです。「差別を許さない」と主張するリベラル派はムン・ヒサン議長の発言をヘイトと指摘し、批判しなければなりません。
これができないから、左派に対する信用が築かれなのです。
“知日派” であるにも関わらず、これまでの『日韓関係』を全く理解できていない
次に、このムン・ヒサン議長は韓日議員連盟で会長を務めた人物です。知日派の政治家として日韓関係に横たわる “元凶” を理解しているはずです。
しかし、「天皇が謝罪すれば問題は解決する」などと妄言を吐いているのです。天皇の政治利用に加え、最終的かつ不可逆的に解決した問題を蒸し返す言動を行っているのですから、日本側から反発が起きるのは当然です。
反発が起きることを想定できていないなら、知日派の政治家として致命的でしょう。もし、分かった上でやっているから、良好な日韓関係を構築することは不可能と言っているも同じです。
原因を作っているのは「すべて韓国側」であり、日本が韓国に譲歩してまで表面的な良好関係を築く意味はないと言えるでしょう。
騒動の原因を作ったムン・ヒサン議長は「論争は望まないし、起こしてはならない」と開き直る
このような暴言を韓国の政治家が行えば、騒動が起きることは避けようがありません。ただ、原因を作ったムン・ヒサン議長は「論争は望まないし、起こしてはならない」と開き直っているのです。
これは決して容認できるものではありません。なぜなら、「韓国側は差別発言を含む暴言を自由に述べるが、日本はそれに一切反論するな」と述べていることと同じだからです。
対等な二国間関係を構築する上で、大きな障害となることは間違いないでしょう。『日本が韓国の言いなりになる両国関係』を希望する人々以外は支持することはないと言える主張内容であるからです。
『友好』を看板に掲げるも、実態は「要求を聞け」と主張する相手国に配慮を示す必要はないのです。『友好』の建前を手にするために割に合わない支出を強いられている関係が『健全』とは言えないでしょう。
問題発言を行ったまま、責任を曖昧にして逃げている “知日派” のムン・ヒサン韓国国会議長にはきちんと責任を負わせなければなりません。口先だけで実際に行動を起こさない日本の政治家は自分たちへの風当たりも強くなることを自覚する必要があると言えるのではないでしょうか。