朝日新聞、「安倍首相が防護服とマスク未着用での原発視察で福島復興を印象づけようとしている」とのデマ記事を流す

 「福島の復興を阻害し続ける」という朝日新聞の方針は不変と言えるでしょう。5月20日付の記事で「安倍政権が原発事故による避難者を少なく見せ、防護服とマスクを未着用で復興を印象づけようとしている」と書いているからです。

 福島第一原発のほとんどは「一般服による作業が可能」であり、防護服とマスクは不要です。政権批判のために原発事故を大きく見せ、風評を広げ、復興を阻害して来た朝日新聞の責任は重いと言わざるを得ないでしょう。

 

■ 朝日新聞が報じた記事

 朝日新聞が報じた記事の内容は以下のものです。

画像:朝日新聞の記事

 5年半ぶりとなる原発視察。首相周辺は、防護服やマスクをつけない姿をメディアに取り上げさせることで見栄えを良くし、「復興の進み具合をアピールすること」を狙ったと認める。

 だが、1〜3号機周辺の屋外で、防護服とマスクをつけないことが許されるのはバスの車内と視察用の高台だけで、高台視察は6分ほど。高台の放射線量は毎時100マイクロシーベルト超と高く、長居は許されない。

 この記事で特に問題なのは「福島第一原発の敷地内では防護服とマスクを付けることが必要」との誤解を招く内容になっていることです。これが事実と異なるのですから、朝日新聞の記事は悪質です。

 政権批判をするために、福島の復興を妨げることは悪質以外の何物でもないと言わざるを得ないでしょう。

 

■ 事実

1:福島第一原発の敷地全体の 96% で防護服とマスクは不要

 朝日新聞は「バスの車内と視察用の高台だけが防護服とマスクは不要」と記述していますが、これは事実と異なります。なぜなら、東京電力が管理区分のレイアウトを公表しているからです。

画像:福島第一原発の区分レイアウト

 敷地のほとんどが一般服で作業可能なエリアです。マスクといっても土埃を防ぐための「防塵マスク」で十分なのです。

 この事実を無視して、「防護服とマスクを着用しない姿をメディアに報じさせた安倍首相の “福島復興アピール” は浅ましい」との主張は成り立たないでしょう。むしろ、防護服とマスクを着用した姿を期待する朝日新聞の考えは復興を妨げる要因にしかならないと言えるでしょう。

 

2:自主避難者を避難者と勝手に認定して政権批判をする反原発派

 福島第一原発の事故での避難者は「居住禁止区域の住民数」が最大値です。それ以外は避難者としてカウントされることは不適切と言わざるを得ないでしょう。

 自主避難者は「公式の避難者」として数えられるべきではありません。なぜなら、“自らの意思” で安全に生活できる環境から他地域に移り住んだだけだからです。

 もし、自主避難者も避難者として扱ってしまうと、「自主避難者が住んでいた地域も放射能汚染が懸念される地域」という間違ったメッセージを送ることになります。反原発派はこれを政治的に利用しようとしていますし、風評を引き起こすことは目に見えています。

 また、居住禁止が解除された区域に戻るかは個々の住民が決めることです。避難先で新たな住居を構えるなど「引っ越し」と判断できる行動をした住民が避難者から外れることは自然と言えるでしょう。

 

 要するに、朝日新聞は原発事故を利用して安倍政権を批判したいだけです。

 原発事故の初動対応をした民主党政権に対する批判は皆無に近い状況で、WTO 敗訴のニュースでは「安倍政権の逆風となった」などと「福島への風評被害」を無視して喜ぶ有様です。

 朝日新聞としては「原発事故からの復興」は行き詰っていて欲しいのでしょう。なぜなら、政権批判のための格好のネタだからです。今回の記事はその本心が如実に現れた記事だと言えるのではないでしょうか。