立憲民主党は立憲主義に反するツイートをするアカウント『立憲民主くん』に抗議を入れるべき
立憲民主党を応援するツイッターのアカウント『立憲民主くん』が佐川宣寿氏に対する証人喚問で問題あるツイートをしています。
“立憲主義” を主張する政党の名称を使った上で、党の目指す方向性とは真逆の言論を述べているのです。立憲民主党の関係者が運用しているのであれば、速やかに処分しなければなりません。
■ ツイートの内容
『立憲民主くん』を名乗るアカウントは以下のツイートをしました。
刑事訴追を理由に証言拒否することは、裏を返せば「はい、事実です」「やりました」と認めているということ。ある意味非常にわかりやすい。#佐川宣寿 #証人喚問
もし、このツイートが問題であることを理解できないのであれば、立憲主義を掲げる資格はありません。それほど致命的な投稿なのです。
■ 日本国憲法では「自己負罪拒否特権」が保証されている
日本国憲法第38条には次の条文があります。
第三十八条 何人も、自己に不利益な供述を強要されない。
これは「自己負罪拒否特権」とも呼ばれるもので、憲法で保証された権利です。刑事訴訟で主に用いられる権利ですが、証人喚問でも適用されます。
つまり、『立憲民主くん』の「証言拒否 = 自白と同様」との主張は憲法の条文に反するものであり、立憲主義に反する主張なのです。
立憲民主党が掲げる “立憲主義に基づく真っ当な政治” は『立憲民主くん』のツイートと真逆のものです。
『立憲民主くん』のツイッター・アカウントを運用しているのが立憲民主党の関係者であるなら、処分を科すことは避けられません。また、第三者が運用しているのであれば、厳重抗議を申し入れるべき案件と言えるのではないでしょうか。