リベラルもどき、一橋大学での百田尚樹氏の講演を潰して差別主義者の本性を現す

 一橋大学の学園祭で行われる予定だった作家・百田尚樹氏の講演が反対派の活動によって、キャンセルされたことに対する余波が生じています。

 「リベラルが “表現の自由” を弾圧する側に回った」という事実は消すことはできません。「差別主義者の発言は許さない」と反対活動をした人物らが主張したところで、説得力は持たないでしょう。

 その上、政治家の介入があったと判断する証拠も示されており、『反差別』という名の差別がまかり通っていることが浮き彫りとなりました。

 

誰を講演会に呼ぶかは自由である

 「講演会に誰を呼ぶか」は主催者の自由です。主催者権限で百田氏を呼ぶと決断を学生たちが下したのであれば、それを尊重しなければなりません。

 「百田氏が講演で差別的な内容を述べるリスクがあり、一方的に発言するだけの講演会のゲストとしては相応しくない」という理由で反対意見が通り、講演の依頼は行わないとの判断もできたからです。

 しかし、今回は百田氏が講演会を行うと発表されてから、激しい反対活動が行われ、中止に追い込まれることとなりました。その中で政治家の介入とも言える状況を確認することができており、別の意味で問題が起きたと言えるでしょう。

 

リベラルによる言論弾圧は左派にとって致命的

 民進党・原口議員は以下のツイートを行っています。

画像:原口議員(民進党)のツイート

 

 高須克弥氏のツイートを引用する形で “特定の議員” による介入があったと聞いていると述べています。介入が疑われる行為があれば、それ自体は大きな問題と言えるでしょう。なぜなら、議員自らが言論弾圧に加わっていたことになるからです。

 また、講演中止の理由は「警備の問題」とのことですが、「セキュリティー上の安全を保証できる言論しか認めない」という主張も言論を制限していることにリベラル派は懸念を示す必要があることを見落としてしまっているのではないでしょうか。

 

講演主催者のメアドをさらし、講演中止に賛同した民進党・有田議員

 百田氏の講演会を中止させるために “介入” の動きをしたのは民進党・有田芳生議員でしょう。次のようなツイートを行っているからです。

画像:有田議員(民進党)のツイート

 主催者のメールアドレスを提示し、百田氏の講演中止を求める活動に賛同しているからです。これは “介入” と呼ぶに十分すぎる活動です。

 自民党議員が認証公式アカウントで「沖縄2紙は潰さなあかんキャンペーンに賛同をお願いします」と呼びかければ、有田議員や支持者は「政治家の介入があった、言論弾圧だ」と大騒ぎするでしょう。それと同じことをやっていることを自覚しなければなりません。

 

浦和対チェジュ戦の暴力行為にダンマリのリャン・ヨンソン(梁英聖)は恥を知れ

 反レイシズム情報センター(ARIC)の代表であるリャン・ヨンソン(梁英聖)氏ほど恥知らずの存在はないでしょう。リャン氏による『ヘイトのピラミッド』で “ヘイト” に位置する暴力行為に対する批判を全く行っていないからです。

画像:リャン・ヨンソン(梁英聖)氏の主張

 J リーグの浦和レッズとチェジュ(韓国)が ACL で対戦した際、チェジュの選手が明らかな暴力行為を働きました。

 リャン・ヨンソン(梁英聖)氏は『フットボールチャンネル』で「差別をなくすためにサッカー界からできること」を述べています。しかし、浦和対チェジュ戦で韓国人選手が起こした暴力行為(リャン氏の定義ではヘイトに該当)に対して沈黙を貫いています

 なぜ、黙ったままなのでしょうか。テレビ番組に出演してまで自身の主張を述べた一方で日本や日本人が被害者の場合には沈黙・無視する姿勢は差別主義者と言えるものです。

 

 リャン・ヨンソン(梁英聖)氏は “差別の当たり屋” のように騒ぐことでしょう。朝鮮学校の無償化を訴えており、「差別の被害者」というカードを振りかざすことで批判を封じ込めるための布石を打っていると考えられるからです。

 自身が代表を務める『反レイシズム情報センター』が言論弾圧の先頭に立ったのですから、批判が来ることは想定の範囲内であるはずです。

 言論で百田氏を打ち負かすことができないから、発言機会自体を奪う方向へと活動が移行するのでしょう。“打ち負かす” という意味は「世間一般の多数に支持される」ということです。身内で「相手に勝った」と主張するのは単なる自己満足に過ぎません。

 一橋大学で起きた一連の騒動で “最も大きな果実” を手にしたのは百田尚樹氏がです。“打ち負かされた” のは反対活動を行ったリャン・ヨンソン(梁英聖)氏や支持者界隈と言えるでしょう。この現実を受け入れない限り、リベラルの仮面をかぶった差別主義者の本性が暴かれる事態が続くのではないでしょうか。