菅野完のツイッターアカウントが凍結された理由は「直接的で強烈な身体的脅迫」を何度もツイートしていたから

 左派界隈が持ち上げている菅野完氏のツイッターアカウントが凍結されたとバズフィードなどが伝えています。

 陰謀論まで流れていますが、これは単にツイッターの利用規約に反する投稿を菅野氏が何度も行っていたことが原因と考えられます。原因と見られる問題のあるツイートを取り上げず、ツイッター社の対応を批判するメディアや著名人の姿勢は大きな問題と言えるでしょう。

 

1:ツイッターの規約

 ツイッターには起用規約が存在します。ルールを破るユーザーを放置すれば、優良ユーザーが離れることになる訳ですから、管理者が事前に定めた規則を根拠に対応しているのです。

 アカウントがロック(一時的な利用不可)または永久凍結される場合は次のようなものが一例だと明記されています。

画像:ツイッターの利用規約

 左派は「ヘイトスピーチ」にだけ焦点を当てていますが、ツイッターでは強烈な身体的脅迫(直接または間接)、嫌がらせ、ヘイト行為が規制の対象となっています。これらの内容に抵触するツイートを行ったユーザーはアカウントを凍結されても文句は言えないサービスなのです。

 

 

2:菅野完氏は “強烈な身体的脅迫ツイート” を行う常習犯

 「アカウントが凍結された」と文句を言っている菅野完氏ですが、強烈な身体的脅迫ツイートを行う常習犯と言えるでしょう。なぜなら、以下のような問題ツイートを投稿しているからです。

画像:菅野完氏による “強烈な身体的脅迫ツイート” の一部

 ツイッターユーザーである青髭‏(@laboratorymembe)氏が投稿した内容ですが、「死ね」という脅迫的文言を日常茶飯事的に使っています。

 仲が良く、冗談を言い合えるユーザー同士での投稿とは言えず、菅野氏とは異なる意見を持ったユーザーに対し、「死ね」と投稿しているのです。これでは凍結されて当然と言えるでしょう。

 

3:ツイッターが “言論プラットフォーム” という菅野氏を擁護する者たちの詭弁

 菅野完氏のツイッターアカウント凍結に疑問を呈する一部の有識者が「言論プラットフォームとしての責任を果たせ」と主張し、凍結を解除させようとしています。

 ただ、第三者が凍結理由の開示を求めたところで、容認はできないでしょう。なぜなら、凍結理由を公表することは当事者の個人情報を第三者に渡すことになるからです。

 「当事者からの問い合わせがあった場合のみ、開示できるケースは開示すること」が限度です。ストーカー行為を行っていたユーザーが凍結され、その理由を開示すれば、今度は凍結されない方法で嫌がらせを繰り返すことは目に見えているためです。

 ツイッターはコミュニケーションツールの1つであり、ネット上に唯一存在する言論プラットフォームではありません。ツイッター社の方針が気にくわないなら、別のサービスを使うなり、自分たちの要求を満たす類似サービスを自ら設立すれば済む話と言えるでしょう。

 

 菅野完氏のツイッターアカウントの処遇がどうなるかは分かりませんが、復活できた方が問題は大きくなるでしょう。なぜなら、他のユーザーアカウントに強烈な身体的脅迫ツイートをしても凍結されない前例ができることになるからです。

 「以前は凍結されなかったのだから、今回の凍結対応は納得できない」とのクレームに呼応した賛同者からの圧力で “特定の言論” が排除されることは時間の問題となるでしょう。

 学校と同じです。「死ね」、「キチガイ」、「知恵遅れ」などと発言を繰り返す生徒を放任しておくでしょうか。警告で態度を改いないなら、除外しなければなりません。除外された後に、「除外したことはおかしい。学校はプラットフォームである」と主張しても、問題行為を起こした原因に対する解決策にはならないのです。

 規約という形で明記されたルールに抵触する行為をしたのですから、凍結などのペナルティーは当然です。自分たちを “絶対正義” の立場にある『神』だと盛大に勘違いしていることが問題の根幹と言えるのではないでしょうか。