立憲・石垣のりこ議員が高橋洋一氏を「レイシスト、ファシスト」と根拠もなく誹謗中傷、説明要求に対して石垣議員と枝野代表は沈黙中
立憲民主党に所属する石垣のりこ議員(参議院・宮城)が自身のツイッターで高橋洋一・嘉悦大教授を根拠もなく誹謗中傷し、議員自身や所属政党の枝野代表が説明を求められる事態となっています。
根拠を示せないなら、明らかな名誉毀損です。『人権問題』と言わざるを得ないだけにマスコミには立憲民主党に対して「石垣議員のツイート内容への党の見解」を出すよう要求する責務があると言えるでしょう。
高橋洋一氏が『石垣のりこ議員の問題ツイート』に対する見解を枝野代表に問い質したことで騒動が拡大
事の発端は石垣のりこ議員が「講師を務める人物がレイシズムやファシズムに加担しているから」との理由で研究会を欠席したからです。
研究会の出欠は個人の自由です。自発的に参加する研究会なら尚更でしょう。しかし、「欠席の理由」が不適切で講師を務めた高橋洋一氏の目に留まり、高橋氏から以下のツイートが投稿される事態となりました。
石垣のりこ議員のツイートは根拠があれば、『表現の自由』で擁護することは可能です。「事実の指摘」であっても相手の名誉を損ねた時点で『名誉毀損』になりますが、“言論人” がスラップ訴訟に出ることは極めて稀であるため、根拠を示せるかが大きなポイントでした。
しかし、石垣議員は高橋氏からの批判を黙殺したため、枝野代表に「所属議員が何の根拠もなく民間人を差別主義者・排外主義者と誹謗することに対する見解はどうなっているのか」と迫られることになったのです。
ツイートの根拠を示せず、火に油を注ぐツイートを投稿してしまう石垣のりこ議員
高橋洋一氏からの説明要求や批判については石垣のりこ議員が「これがレイシズムやファシズムに高橋氏が関与していると言える根拠です」とのツイートをしていれば問題が延焼することはなかったでしょう。
しかし、石垣議員は火に油を注ぐツイートをする有様です。
「憲法秩序と相容れない人物」と高橋氏に対する誹謗中傷を強めるも根拠は全く示していないのです。「憲法のどの部分と相容れないのか」についての言及はありませんし、石垣議員の主張が根拠になるなら、韓国や北朝鮮に関わる人物・組織の発言はすべて認められなくなります。
韓国は「竹島を武力に基づく不法占拠」が『平和』を掲げる日本国憲法の秩序に反します。北朝鮮は「日本人拉致問題」や「核ミサイルを使った恫喝」が反しているからです。
こうした問題ツイートを投稿し続ける石垣議員に対する見解が問われているにも関わらず、沈黙を貫く立憲民主党や枝野幸男代表も「同じ穴の狢」という扱いをされても文句は言えないと言えるでしょう。
女性議員の印象を著しく悪化させた石垣議員をマスコミは批判しなければならない
また、石垣のりこ議員の “愚行” を見て見ぬ振りをするマスコミも石垣議員と同罪です。石垣議員が批判されているのは「議員として主張内容」ではなく、「根拠を示さずに行った他者への誹謗中傷」だからです。
免責事項には該当しませんし、「野党」や「女性」との理由で批判を自重する理由にもならないでしょう。
石垣議員を擁護するのは「野党の女性議員は根拠もなく他者を誹謗中傷することが当たり前」と言っていることと同じです。マイナスのイメージが先行した女性議員が居座る政党から “真っ当な女性候補” が出馬することは望み薄です。
その結果、女性の選択肢が1つ消滅することになるのですから、問題発言をした石垣のりこ議員への処分は所属政党の立憲民主党が何らかの形で下さなければなりません。
まずは当人にツイートの内容を弁解させる必要がありますが、現時点での説明は明らかに不十分です。「人権」や「フェミニズム」を重要視する左派系のマスコミこそ、今回の問題に対して真剣に取り組む必要があると言えるのではないでしょうか。