2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「東北電力の送電線には空き容量がある」と主張する朝日新聞の根拠となった京大の試算は間違いだ

朝日新聞が10月10日付の記事で、「京都大学の試算では送電線に空き容量はある」と主張しています。 しかし、「空き容量ゼロ」と説明する東北電力の主張が正しいでしょう。なぜなら、朝日新聞が根拠とした自然エネルギー財団との関わりが深い2人の京都大学特…

民進党の “偽装解散” が現実味に、小川・民進参院議員会長の再結集の呼びかけに枝野・立憲民主党代表が前向きな姿勢を示す

総選挙を前に「希望の党への合流」を全会一致で決めた民進党ですが、選挙後に再結集を狙う動きが本格化していると毎日新聞が報じています。 “偽装解散” と言うべき行為ですが、自らの議席を守るために政治信条を平気で変えるような政治家なのです。民進党の…

安全性を満たしていれば、品質データを改ざんしても良いということにはならない

検査データの改ざんが問題となっている神戸製鋼ですが、「安全性に問題がある」という内容の報道は起きていません。 ただ擁護することはできないでしょう。なぜなら、『約束した品質の製品』を顧客に無断で『品質水準を満たしていない製品』を納入していたか…

毎日新聞、「沖縄国際大に墜落したヘリと同型機がヘリパッド近郊に落ちた」とデマを流す

沖縄のアメリカ軍基地に配備されている大型ヘリコプター『CH53』が沖縄本島北部の訓練場近くに着陸後に炎上した事故で、毎日新聞を始めとするメディアが「沖縄国際大に墜落したヘリと同型機だ」と虚偽の内容を報じています。 これは事実に反する内容であり、…

総選挙(第48回衆院選)の注目点は「 “反安倍” を掲げる野党が議席数を死守するか」である

第48回衆議院議員総選挙が告示され、選挙戦が開始となりました。 マスコミは与党(特に自民党)の議席数に焦点を当てていますが、「旧・民進党を始めとする “反安倍” を掲げる野党勢力の議席数がどう変化するか」が最大の注目点と言えるでしょう。 なぜなら…

“商品の価値” を価格に転嫁できない状況が不正を呼び起こす温床となる

日産自動車による出荷前検査での不正が明るみに出たことに続き、神戸製鋼でもデータ改ざんという不正が起きていたと NHK が伝えています。 不正行為は容認されるものではありません。しかし、不正行為に手を染めることになった原因を追求し、根本的な対策を…

「日本が同性愛者の死刑を非難する決議に反対した」と批判する松岡宗嗣氏のような人が確認すべきこと

“LBGT の権利” を主張する活動が日本でも起きています。 その中で松岡宗嗣氏が自身のブログで「日本が同性愛者の死刑を非難する国連決議に反対した」と批判しているのですが、これはミスリードです。なぜなら、松岡氏が見落としている条項が決議には含まれて…

ベーシックインカム(BI)は「既存の社会保障制度を置き換える制度」である

衆議院選挙の公約としてベーシックインカム(Basic Income, BI)の導入を主張する政党が現れています。 内容としては「既存の社会保障制度を置き換える(=ご破算にする)」というものですが、誤解を招きやすいテーマと言えるでしょう。どういった制度であり…

“現実主義” の若者世代にはマスコミが中高年に刷り込んできた “革新幻想” は存在しない

18歳から選挙権が与えられたことで、若者世代が新たな票田として注目されています。 ただ、既存マスコミは若い世代(10〜30代)では自民党が支持されていることに不満のようです。9日付の毎日新聞では「若者層は保守的?」と書いているのですが、若者は自民…

「自衛隊や安保法制は違法」と掲げた “立憲主義” の共産党が「自衛隊を存続させる」と主張するのは矛盾である

8日に行われた党首討論で、共産党など “立憲主義” を掲げる勢力が矛盾に陥っていることが明るみとなりました。 共産党・志位委員長は「自衛隊は違憲」と主張しているにもかかわらず、政権を取った際には「自衛隊を存続させる」と述べているのです。論理的に…

朝日新聞・坪井ゆづる論説委員が「加戸証言も報じた」と主張するも、ファクトチェックであえなく撃沈

8日に行われた日本記者クラブ主催の党首討論会で、安倍首相から「朝日新聞は八田(達夫・国家戦略特区諮問会議議員)氏や加戸(守行・前愛媛県知事)氏の報道をほとんどしていない」と批判された朝日新聞が大恥をかいています。 坪井ゆづる論説委員が「して…

民間企業の待遇が改善し、地方公務員の採用が厳しくなるのは歓迎すべきこと

「北海道職員の採用辞退率が6割を超えている」、「他の地方自治体でも採用難が起きている」と NHK が伝えています。 採用担当者にとっては「まさか」の事態が起きており、頭を抱える状況と言えるでしょう。しかし、地方公務員を敬遠する理由が「民間企業の待…

左翼集団の演説妨害という違法行為を擁護する朝日新聞や時事通信のようなマスコミこそ、民主主義の敵である

衆院選が開始される直前となり、各党のトップが演説を行うケースが増える中、自民党・安倍総裁の演説日程は原則非公表となっています。 これは都議選の際、秋葉原で行った安倍首相の演説を左翼集団が妨害し、それをマスコミが称賛・擁護したことが発端です。…

NZ との親善試合は香川真司のような “当落線上の選手” を評価する上で大きな意味がある

6日に行われたニュージーランドとの親善試合に日本代表は 2-1 で勝利しました。 実力的にW杯本大会では対戦しないような相手との一戦だったのですが、これに対し、香川真司選手が試合後のコメントで「何の意味のある試合なのか」と不満を述べているとスポー…

ノーベル賞が受賞できるかは「基礎研究に資本を投入し続けていたか」が大前提である

2017年のノーベル賞が発表され、自然科学分野で日本人の受賞者はいませんでした。 このことに対し、松山政司科学技術相が危機感を抱いていると日経新聞が伝えています。基礎研究に予算が回されておらず、おかしな方向に向いていた文科省の方向性が是正される…

韓国が「米韓 FTA (自由貿易協定)の再交渉」に合意、韓国の対米貿易黒字額が抑制される方向へ

読売新聞によりますと、アメリカと韓国の両政府が FTA (自由貿易協定)の再交渉を始めることで合意したとのことです。 韓国側が利益を手にしていたこともあり、韓国政府は見直しに消極的でした。しかし、トランプ政権が「破棄」を背景に判断を迫ったことで…

通貨高は輸出産業に大打撃を与え、雇用が失われることを知っておかなければならない

オーストラリアで半世紀以上にわたって自動車の生産を行ってきたトヨタが通貨高と人件費上昇を理由に現地生産から徹底したと NHK が伝えています。 日本では円高を歓迎する声がありますが、通貨高はその国の輸出産業に大きな影響を与えるのです。従業員が大…

暴力問題を起こした博多高校の生徒でも、無料で大学教育を受けられる。これが “大学無償化” である

福岡県の私立博多高校で男子生徒が教員に暴行を加えている動画がネット上に投稿され、問題となったことを朝日新聞が伝えています。 男子生徒の行動は論外ですし、学校側の対応にも明らかな問題点があります。しかし、このような質の悪い生徒でも “大学無償化…

テレビ朝日、共産党まで “自由主義” の「リベラル」に分類して左翼のイメージアップを図る

テレビ朝日が立憲民主党や日本共産党を「リベラル」に位置付けたニュースを流しています。 これは “すり替え” と呼ぶべき悪質なニュースと呼べるでしょう。なぜなら、共産党はリベラルではないからです。単に、革新と呼ばれた左翼や左派のイメージが悪化した…

やっちまった日産、完成車の出荷前検査を無資格従業員が行っていたことで120万台以上をリコールへ

日産自動車が国内の全ての工場で “出荷前の検査を行う資格を持たない従業員” が検査をしていた問題で「国交省にリコールを届け出る」と NHK が伝えています。 車両の安全性を担保することに欠かせないチェック体制に不備があることが明らかになったのです。…

旭川医大とNTT東の訴訟は「システム開発におけるユーザー側の “横暴な要求” に対する歯止めとなる判決が確定するか」が最大の焦点だ

病院情報管理システムの開発をめぐる旭川医科大学と NTT 東日本が争っていた訴訟は札幌高裁で「失敗の全責任はユーザー側にある」との判決が下されたと日経コンピューターが伝えています。 IT 業界は “ブラックな業界” とのイメージが浸透していますが、原因…

『希望の党』への合流を満場一致で承認した『民進党』に新党を設立する大義はない

『希望の党』への合流を打ち出した『民進党』ですが、全員が合流することは非現実的となっています。 そのため、「(公認が得られないことが濃厚である)民進党の左派議員を中心に新党が設立される」と報じられ始めています。しかし、この動きに “大義” はあ…

日本相撲協会は「満身創痍の力士では土俵上は充実しない」ことを認め、大相撲改革に取り組むべきだ

平成29年(2017年)9月場所は3横綱2大関が怪我で休場するという異例の事態となりました。 日本相撲協会は「土俵上の充実」を目標に掲げていますが、満身創痍の力士が充実した内容の相撲をとることは不可能です。この点を認識し、大相撲改革を行う必要がある…